取り扱っている業務の幅が広いのですが、最初に教えてもらったのは「埋設管調査」という業務です。不動産の売買でガスの供給状況を確認したい時や、他社が工事を行う場合にガス管の位置情報などの提供が必要になるため、依頼書に記載された場所のガス供給に関する情報を回答します。回答にはさまざまなパターンがあり、難しく感じる部分もありますが、だいぶ慣れてきました。

もう一つ、これから取り組んでいかなければならないのは車の運転で、ガス供給に使用する配管の通っている道を巡回する業務について、現在先輩社員と一緒にルートを覚えている最中です。見るべきポイントとしては、配管を通すための空間（ピット）が沈んでいないか、申請のない他社工事が行われていないかなどをチェックしています。

たとえば未申請の工事が行われていた場合には、工事業者の方へ声掛けを行います。これはガスの供給管の位置を知らないまま作業を進めることで、重機などでガス管を破損させてしまう場合があるため、そういった事故を未然に防ぐために確認をしています。

また、申請のあった工事には立ち会いを行ったり、ガス漏れの現場があれば出動して調査を行ったりすることもあります。ボーリング調査といって地面に穴を開けるような作業を伴う調査があるのですが、そういった作業の実態を知ることができる機会もあり、「こんなこともしているのだな」と新しい発見も多いです。

現在は、工事に関する情報を記載した資料を工事会社に渡せるよう、レベルアップを図っているところです。聞くところによると供給管理の仕事は三年経って一人前になれるかどうか、というレベルの難しさとのことなので、自分も少しずつ知識を身につけながら取り組んでいます。難しさの中にもやりがいを感じています。